売ることありきで話をしないから
一般の不動産会社は、無料で物件の現地案内をしてくれます。
希望条件を伝えておけば、営業マンが車を出して半日、いや1日かけて10件近い物件を案内してくれることでしょう。
しかも無料で。
「無料で案内してくれる理由。」
考えたことがありますか?
営業マンの給料、社会保険、ボーナス、有給休暇、車代、ガソリン代、広告代、会社の固定経費をかけているにもかかわらず、1日かけて案内してくれる理由。
それは、購入してくれればそこそこの報酬を得ることができるからです。
営業マンが一日動けば、給料その他の経費等で10万円程度の経費が発生します。
成果(売上げ)が無ければ100%赤字です。
だから営業マンも会社も一体となって、あなたに不動産を買わせようと必死になるのです。
希望条件に合う不動産も探してくれるかもしれませんが、どちらにせよ「売りに出されている物件の中で、どれでも良いので買ってもらいたい」という意識を持っています。
私どもは、お客様が見たいと言っても、やみくもに現地案内をしません。
不動産を見なければ購入も検討できないのではないか?
確かにその通りです。
卵かニワトリか的な話かもしれません。
後ほど書きますが、土台のできたお客様だけご案内します。
弊社で扱っている物件は、基本的にどこの不動産会社を経由しても購入することができます。
例えそれが弊社の専属専任媒介物件であってもです。
弊社の専属専任物件の場合、売主側の不動産会社として取引に関与はしますが、お客様が任意の不動産会社を経由して購入することはお客様の自由です。
無料の現地案内をご希望でしたら、街中至る所にある不動産会社に行けばよいと思います。
但し、相当な売り込みをかけられることは覚悟していただくようですが。
「買いたい」だから手伝う
前述した通り普通の不動産会社は、「買いたい人を見つけて来て、何とか売り込む」ことが日常です。
全てその思考で行動しています。
しかし、弊社は違います。
お客様が買いたいとおっしゃる。だからプロとして安心、安全な取引を提供する。
これが弊社の理念です。
私達は「売る人」ではありません。買うサポートをする人です。
先ほどやみくもに物件の現地案内をしない。と書きました。
他の会社と同じ行動をすれば、無駄な経費が掛かる分、売り込み営業をする必要があります。
私どもは、売り込み営業をしたくないのです。
いろいろなお客様がいらっしゃいます。
●購入諸経費がいくらかかるかも把握しないで見学に行こうとする方
●家計にゆとりがないのに、フルローンで家を購入しようとされる方
●家族構成から考えて全く不必要な家を購入されようとする方
●ローンが借りれないのに、家を購入しようとされる方
●数年先の購入予定にもかかわらず、今見学しようとされる方
もちろん、個人の思考は人それぞれですから、私が是非を口を出すつもりもありません。
ただ、私共に現地案内をご希望されるなら少なくとも「今、購入できる状態」であること「自分に必要な家のスペックの理解」という最低限二つのクリアはしていただきます。
具体的には、「資金計画がキチンと整っている状態」と「探すべき物件が理解できていること」です。
その準備ができていないのに、現地見学しても時間の無駄です。
また、私どもは「希望物件を探すこと」はしておりません。
物件は基本的にネットなどでお客様に探していただきます。
私どもが探せば、イコールそれを売りたくなるのは人情です。
前述した通り、「お客様が買いたいとおっしゃる。だからプロとして安心、安全な取引を提供する。」の理念から外れてしまいます。
私どもでできる事は、
●探した物件に何か問題がないか?
●相場に比べて安いのか高いのか?
●売主が提示している売買契約条件の検証。
そういったプロの目線で診た知識を提供します。
購入相談の流れ
1.購入相談申込み
お電話でご相談ください。
2.ご相談内容確認
相談員が現状、ご希望などについてヒアリングを行います。
3.セミナー受講
不動産の購入等について必要な知識を取得していただきます。
4.媒介契約締結
購入に際しての媒介契約を締結します。
5.住宅ローン仮審査
想定予算で銀行の仮審査を行い、融資の可否を確認します。
6.物件選定
購入検討物件が発生した際
7.現地外観見学
お客様ご自身で外観、周辺環境などをご覧ください。
8.現地室内見学
大きな家電、家具などが検討不動産に置けるかどうか、予め寸法を測っておいてください。
9.購入申し込み条件検討
購入しても良いと思えた場合、購入に当たってどのような条件を付与するか検討します。
10.売買条件折衝
売主側に売買契約条件の折衝を弊社で行います。
11.売買契約
売主と売買契約を締結します。
12.住宅ローン本申込み
売買契約書、重要事項説明書などを添付し住宅ローンの本審査を行います。
13.金銭消費貸借契約
銀行と住宅ローンの契約を行います。
14.最終手続き
不動産の名義変更、住宅ローンの借入、代金の支払い、鍵の受け取りを行います。
この日以降、不動産を使用することができます。