不動産の売り時(抜粋記事)
こんにちは、宅建士の杉山です!今回は「不動産の売り時」についてお話しします。これから不動産を売りたい方や、いつかは手放す予定の方、さらには不動産の売却を専門とする方にも役立つ情報をお届けします。
売り時を考える理由
不動産を手放すタイミングを考えるのは、なかなか難しいですよね。大きく分けて、考えるべきポイントが2つあります。
1. 自分で使わない時
まず一つ目は、自分がその不動産を使わない時です。例えば、他に家があったり、遠方に住んでいて全然使えない場合です。こういった不動産は、自分で使わないだけでなく、人に貸すことも全く考えていない場合、早めに手放すことをお勧めします。
2. 貸すこともできない時
自分で使わず、貸すこともしない場合、その不動産は本来の価値を発揮できず、マイナスの資産となってしまいます。例えば、固定資産税が毎年かかりますが、価値が低い不動産は税金すら発生しないことがあります。これが喜ばしいことではないのは、行政がその不動産を「価値がない」と見なしているからです。
不動産の管理にかかる負担
放置していると、様々な問題が発生します。例えば、不法投棄や雑草の問題です。これらは放置していると行政からの通知が来ることもあります。また、草刈りにかかる費用も無駄になります。
相続に関する問題
相続した不動産については、登記が義務化されています。無価値な土地でも、登記をしないといけないという現実があります。相続税がかかる場合もありますが、これはまだ良い方で、売れる可能性があるからです。
売却のタイミング
次に考えるべきは、不動産マーケットの状況です。価格が上昇している時に売るのが理想ですが、なかなか売る決断ができないこともあります。市場が上がっていると、もっと高くなるのではないかと考えてしまうものです。
購入者が多い時期
不動産が動く時期も考慮する必要があります。一般的に、秋口の9月や10月が一番動く時期です。年内に引っ越したい人が多いためです。逆に、3月は賃貸の動きはありますが、売買はそれほどではなく、手続きが多くなる時期です。
まとめ
自分で使わない、貸さない不動産は早めに手放すのが良いです。また、マーケットの状況を見て、購入者が多い時期に売ることが重要です。売却準備には時間がかかることもあるので、早めに行動することをお勧めします。
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この記事を書いた人
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宅地建物取引士、建築士、公認不動産コンサルティングマスターなどの有資格者。「杉山善昭の不動産ワクチンがいまなぜ必要か?」著者
(公社)神奈川県宅地建物取引業協会中央無料相談所相談員。
1990年から不動産業界に従事、2005年(有)ライフステージ代表取締役就任。
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