8月15日まで夏季休暇をいただきます。
弊社では2018年8月8日から15日まで夏季休暇をいただきます。
但し、販売継続中の物件のお問合せ、売却依頼のご相談は休暇中も受け付けております。
長期休暇の前日には必ず会社の大掃除を実施します。
毎朝の掃除ではできない部分を徹底的に。
今回は壁を中心に。
額を全て外して、洗浄剤とスポンジを使って横後れを落としていきます。
写真は、窓掃除用の道具です。
掃除をしていると心の汚れを落としている気がしてきます。
28年前不動産会社に勤め始めた時。
社長から、いの一番に教えていただいた事。
それが掃除でした。
掃除は全ての基本。
綺麗な事務所には良い空気が生まれる。
掃除ができない者は全てのことができない。
汚い会社に良い仕事ができる道理がない。
そう叩き込まれました。
汚れてるところに気が付く目配り、どうすれば一番綺麗になるのか?
極力綺麗に使っていくにはどうすればよいか?
確かに、掃除には全てが詰まっています。
日々貯まってゆく書類も、法定保存期間を超過したものを確認廃棄します。
お金を出して購入した備品も使わないものでしたら、廃棄します。
捨てることは拾う事。
拾う事は捨てる事。
私が作った言葉ですが(笑)
何かを捨てると、捨てた分空間が生まれます。
空間を手に入れることができその空間には、新しい仕事が入る余地が生まれます。
何かを拾う(手に入れる)と、手に入れた分、空間が減ります。
空間が減った分、新しい仕事が入るすき間が無くなります。
空間という言葉を使いましたが時間にしても同じです。
何かを手に入れることは同時に何かを捨てることという事です。
例えば、住宅ローンを使って家を購入したとします。
例えば、マイホームというモノを手に入れる。
満足感、幸福感という価値を手にする訳ですが同時に、災害による資産消失リスクを抱える事になります。
広島の豪雨や熊本の地震のように、マイホームという動かす事ができない資産を手に入れたおかげで災害時にどうすることもできません。
資産を守るために、保険という余分がコストも負担する必要が出てきます。
誤解しないでいただきたいのは、マイホームを購入するなという話ではありません。
物事は2つの視点で見ることができるという話です。
先の例で言えば、豪雨被害を受けた地域でマイホームを購入していなかった人。つまり賃貸住宅に住んでいた人は、持ち家の人に比べて圧倒的に損害が少なかったはずです。
持ち家でないことで満足感は少ないかもしれませんが、損害も少なかったという事になります。
二面性があるというお話しでした。
災害という話が出たのでついでの話ですが、事務所にも水やトイレットペーパーを備蓄しています。
大掃除のタイミングで災害用の備蓄の水も入れ替えします。
備蓄用水をバケツに入れると。。。
二袋あっても、バケツに入れるとたった1杯分しかありません。
本当は全然足りません。
しかも、水がおいてあるのは倉庫の奥。
地震が来た際に、棚が潰れてしまったら?
いろいろ考えると気休めにしかならないのだと、改めて実感。
その時どうするか?
日頃から意識する事が必要ですね。
災害は突然やってくるのですから。
実は、当事務所が全国からご依頼を受けるようになったのも、災害がきっかけです。
地震や鵜波などの災害が発生した場合、その地域の不動産業界は致命的かつ壊滅的ダメージを受ける事になります。
購入しようと思う人は皆無でしょうからね。
人生にはまさかという坂があります。
事態に遭遇することは、簡単に予想できるのに、日頃は目をそらし勝ちです。
相続にしても夫婦間の問題にしても、まさか自分が。。。ということはよくある話し。
ダメージコントロールという言葉があります。
戦艦などで物理的ダメージを受けた時に、その損害を最小限にすることを指す言葉ですが、家庭にも会社にもダメージコントロールの意識が必要なのです。、
この記事を書いた人
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宅地建物取引士、建築士、公認不動産コンサルティングマスターなどの有資格者。「杉山善昭の不動産ワクチンがいまなぜ必要か?」著者
(公社)神奈川県宅地建物取引業協会中央無料相談所相談員。
1990年から不動産業界に従事、2005年(有)ライフステージ代表取締役就任。
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